外国人材の採用が広がる中で、企業が抱える共通の悩みがあります。
それは──
「せっかく採用して育てたのに、突然帰国してしまう」
という**“帰国リスク”**です。
特に中国やベトナムなどの国では、家庭の事情や母国でのキャリア選択を理由に、数年以内に帰国するケースが後を絶ちません。こうした事例が増えることで、「外国人材=定着しない」というネガティブなイメージを持つ企業も少なくないでしょう。
では、ミャンマー人材はどうか?
当社GICでは、10年以上にわたりミャンマー人ITエンジニアの採用・育成・定着支援に取り組んできました。その中で、**ミャンマー人材の「定着率の高さ」「帰国リスクの低さ」**は、他国と比較しても際立っています。
実際、弊社経由で日本企業に就職したミャンマー人エンジニアの3年後の在籍率は80%以上。中には日本で10年以上勤務し、マネジメントポジションに就いている方もいます。
ミャンマー人材が長く働きやすい理由
1. 日本語学習意欲が高く、長期定着を目指して来日
多くのミャンマー人エンジニアは、日本語N3〜N2以上のレベルで来日しています。単なる短期の就労ではなく、「日本で技術力と生活基盤を築きたい」という強い意志を持っています。
2. 帰国よりも「安定」を優先する背景
ミャンマー国内の政治・経済が不安定な状況にある中、日本のような安定した社会で働けることは、本人にとっても家族にとっても大きな魅力です。あえて帰国せず、日本での生活を継続したいと考える方が多数います。
3. 日本社会への適応力とまじめな国民性
ミャンマーの文化的背景は、仏教的価値観や礼儀正しさが重んじられており、日本の職場文化と親和性が高いのも特徴です。上司・先輩への敬意、時間厳守、チームワークなど、日本企業に馴染みやすい性格的傾向が見られます。
4. 在日ミャンマー人コミュニティの存在
東京・関西をはじめとする主要都市には在日ミャンマー人のネットワークがあり、新しく来日した人も孤立しにくい環境が整っています。生活面の安心感が、長期定着を後押ししています。
企業側が取るべき“採用判断の新基準”とは?
国籍だけで判断するのではなく、
✔ どんな動機で来日しているか
✔ どのようなキャリアビジョンを持っているか
✔ 社内での支援体制をどう整えるか
といった“個人の意欲と環境”に着目することが重要です。
もし貴社が、
- 優秀なIT人材を安定的に確保したい
- 定着率の高い外国人材を育成したい と考えているなら、
ミャンマー人材の採用は非常に有望な選択肢となります。
GICのサポートについて
弊社では、ミャンマー人材の採用支援を単なる「紹介」で終わらせません。
- 日本語学習・ビジネスマナー教育の事前研修
- 就労後のフォローアップと定着支援
- 技術者と企業の文化的なギャップ解消支援
まで、“長く働いてもらうため”の包括的な支援体制を整えています。
外国人材の採用は「人」そのものとの向き合いです。
一部の帰国例だけにとらわれず、正しい理解とサポート体制をもって取り組めば、**“帰国リスクの少ない、戦力となる人材”**との出会いは必ず実現できます。
その一歩を、ミャンマー人材の採用から始めてみませんか?