
グローバルイノベーションコンサルティング
代表取締役社長
岩永智之
GICグループ(日本/ミャンマー/アメリカ)の経営理念はシステム開発を通じて「日系企業と海外パートナー双方の成功に貢献する事」です。私はミャンマーが軍事政権下にあった2000年から2008年の期間で、全業種に於いて100%の日系現地法人を設立したただ唯一の日本人です。従業員の95%はミャンマー人、71%は女性、日本人社員はわずか5%で、10年後の日本の姿を象徴するような会社です。
私自身の信条・信念は二つあり、一つ目は言わずもがな「有言実行」です。二つ目は「刻石流水」であり、弊社が15期目を迎えたことはそのお陰であると確信しております。そしてまた、同時にお客様・パートナー様・株主様そして社員の皆様に日々感謝をしております。
事業分野は3つあり、① IT・DX ② ミャンマー人人財関連ビジネス(登録支援機関: NPO法人外国人在留支援コンソーシアムと連携)そして④人財教育(GIC Career Gateway: 2024/4/1開講(ヤンゴン&マンダレー))の3つです。
IT・DX分野においては、正規雇用のミャンマー人ITエンジニアを日本で一番雇用している会社は弊社であり、オフショア開発の事例もNo.1です。そして、グループ従業員は2025年04月01日時点で349名です。マーケティングから営業(プリセールス含む)、そしてお客様に高品質なシステムをお届けするIT部門の殆どの社員、そして管理部門(経理・内部監査・総務・人事)のほとんどすべてがミャンマー人で構成されております。
特に、2024年度はグローバルマーケットでの地政学的な影響もあり、ハイブリッドショアの基軸として宮崎市ニアショアセンター(略称: 宮崎NSC)を設置しました。本年度下期には約100名のミャンマー人技術者がここでIT/DXの開発を行い、2027年度には300名の開発体制を引く予定です。お客様やビジネスパートナーの皆様には、24時間365日の開発・保守体制をハイブリッドショア(東京(両国)/宮崎NSC/YANGON)で活用可能となります。
アメリカ(西海岸)の拠点は、現時点で既にDX、IoTやマーケティング関連の調査を含めて、アメリカの諸案件を日本/ミャンマーで行っており、日夜グローバルで様々な取組を行っております。特にここ数年はマイクロソフトの365製品の24時間365日のグローバル運用保守を日本の大手のお客様中心に日本語・英語で行っております。
日本を窓口としてのオフショア開発はミャンマーやアメリカ子会社と連携する事により、システム開発をリーズナブルに行います。また、コミュニケーションが課題となることが多いオフショア開発についても、日本語をベースとしたコミュニケーションをお客様/日本/ミャンマー/アメリカ間で徹底して行う事により、最上の品質管理を目指しております。
弊社は私を含む日本人役員及び事業部長の多くが日本IBM出身であり、IT・DX分野に深い知見を持っております。また事業範囲では保険業(少額短期保険)・製造業含めたコンサルティングそしてLow Codeの活用(GENEXUS/LANSA)といった2つの主要分野まで拡大をしており、多くの実績・事例が出ております。また、昨年度からModernaization(RPG/COBOL to JAVA/Low Code)の大型案件に対応しています。RPG/COBOLともミャンマーのInternshipの段階から研修を行い、GIC Myanmar入社後はある程度の対応が可能となりました。
これまで述べた通り、日本国内ではミャンマーをはじめとする各国からIT、英語、日本語に精通したバイリンガルITエンジニアが、中堅中小・大企業への派遣から、日本と海外が連携して開発を行うグローバルシステム開発の分野で活躍しております。
本ページをご覧になっている皆様とお仕事でご一緒できる日を、社員一同楽しみにしております。