ミャンマー情報をお伝えしております、小笠原です。
日本財務省貿易統計で発表になっていましたが、8月のミャンマーからの日本への衣料品の輸出額は約152億円で、8月単月としては過去10年で始めて150億円を超えたそうです。
国別の対日輸出額は下記となっています。
アジア主要国・衣料品対日輸出額(2022年8月)
1位:中国(2,208億円)
2位:ベトナム(611億円)
3位:カンボジア(196億円)
4位:バングラディッシュ(170億円)
5位:ミャンマー(152億円)
6位:インドネシア(106億円)
7位:タイ(44億円)
アジア圏で5位となっており、インドネシアより上位なのは驚きでした。1位、2位とは格差が開いていますが、3位以下は混戦でミャンマーも検討していると思います。
先日国家統治評議会(SAC)の議長・ミンアウンフラインが「経済成長や生活水準の向上を実現するためには製造業の躍進が必要」と国営紙で言っていましたが、今後も国をあげて製造業の推進に力を入れると思います。この分野での日緬の協業ビジネスや日本からの投資は、ますます進むと思われますので、目が離せません。
今後もミャンマーのリアルタイムな情報は、このブログで毎週発信させていただきます。
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ミャンマー情報
取締役副社長
小笠原 亨
1992年日本アイ・ビー・エム入社。2012年GIC Myanmar株式会社を設立し現在に至る。ミャンマーでの日系企業の海外進出支援やコンサルティング・サービスの提供、オフショア開発、現地ITコンサルティング・サービス等を担当。