ミャンマー情報をお伝えしております、小笠原です。

現在ミャンマーの米ドル建て債務残高は官民合わせて2兆円近くになっており、軍政の兌換政策は、財務破綻の回避を狙った外貨獲得の実行的手段です。兌換政策の対象外資企業を増やしているのも思うように外貨が集まらない為と思われます。このまま債務超過続くとスリランカのように財政破綻も現実味を帯びてくると思っています。

一方少し良いニュースとしては、世界銀行が22年度の成長率を3%に上向き修正しました。今年4月に1%と発表があったので、厳しい状況ではありますが、経済が上向きになっている側面もあります。

これは主にCMP製造がよくなってきており、工場の稼働も上がっているためです。日本への輸出も伸びていることからもこの状況は見て取れます。
しかし自動車などの製造は以前厳しい状況で、材料部品の調達等の輸入が滞っていたりして現地の企業は皆さん苦労されています。

開かれた経済施策を期待しております。

今後もミャンマーのリアルタイムな情報は、このブログで毎週発信させていただきます。

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ミャンマー情報

取締役副社長
小笠原 亨
1992年日本アイ・ビー・エム入社。2012年GIC Myanmar株式会社を設立し現在に至る。ミャンマーでの日系企業の海外進出支援やコンサルティング・サービスの提供、オフショア開発、現地ITコンサルティング・サービス等を担当。

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GICグループは、IT事業(受託開発・SES・IT運用)、人材事業(ミャンマー人材)、教育事業を中心に、ニアショア・オフショア開発や人材派遣など幅広いサービスを提供しています。ミャンマーオフショア開発で業界No.1の実績を誇り、グローバルな視点でお客様のニーズに応える高品質なソリューションを提供しています。さらに、アメリカでは先進的なDXおよびIoT関連の調査業務を実施しています。