〜ミャンマー就職フェアから始まった海外人材採用の可能性〜
はじめに
「SESや外注は使ってきたけれど、本当に“自社の戦力”になるエンジニアが欲しい」
「日本人の若手がなかなか採れない」
「スピード重視の開発で、柔軟で素直な人材がほしい」
こうした課題を抱えるスタートアップ企業は少なくありません。
今回は、GICのミャンマーIT就職フェアに出展し、3名のミャンマー人技術者を採用したスタートアップIT企業様(仮名:B社)にお話を伺いました。
同社はSES・受託・LABO契約を経て、いよいよ海外人材を“自社の一員”として迎えるフェーズに入った企業です。
■ 企業紹介:B社様の基本情報
項目 | 内容 |
業種 | スタートアップ/業務系・Web系アプリの開発・運用 |
拠点 | 東京(リモート主体のチーム構成) |
社員数 | 約20名(国内常勤10名) |
課題 | 採用リソース不足/常に変化に対応できる人材確保に悩み |
GICとの関係 | SES数名受け入れ→受託開発→LABO契約→フェア出展し採用へ |
■ GICとの関係の始まり:「最初はSESからだった」
「まずは開発パートナーとしてGICのSESを数名受け入れたのが最初でした。
少人数チームでも、自走してくれて、Slackでのやり取りや報連相もしっかりしている。
最初から“あ、この人たちは違うな”という印象がありました。」
■ LABO型での外注から「仲間として採用したい」に変化
「SESだけじゃなく、受託やLABO型のチーム開発もお願いするようになって、開発の“流れ”ごとお願いできる安心感がありました。
日本人との仕事の進め方の違いがあっても、ミャンマー人エンジニアは柔軟だし、誠実に対応してくれました。」
「“この人たちをもっと深く関わらせたい”“いずれは自社の一員にしたい”という思いが強くなり、
GICに“採用の仕組み”を相談したところ、ミャンマー就職フェアの出展を勧められました。」
■ ミャンマー就職フェア出展の決断と成果
「スタートアップで海外人材採用というのは、正直ハードルが高いと感じていました。
でもGICは**現地の就職フェアから入社後の生活支援まで“全部まとめて任せられる”**ので安心感がありました。」
- 2024年秋、ヤンゴン・マンダレー両会場に出展
- 日本語学習中の大学生・現役ITエンジニアと面談
- 3名を内定 → GICの日本語+IT基礎の育成プログラムに参加中
- 2025年春〜夏にかけて順次来日予定
■ GICを活用して良かったこと
課題 | GICによる解決策 |
採用ノウハウがない | フェア準備・選考サポート・育成プログラムまで一貫対応 |
採用後の教育が負担 | 日本語+IT教育をGICが代行、来日前に即戦力化 |
外国人材との文化ギャップが不安 | 来日前後の研修・生活支援・メンタルケア体制があり安心 |
「一番ありがたかったのは、GICが単なる紹介会社ではなく、“外国人と働く”文化まで支援してくれること。
日本人社員の意識も変わってきて、“今後の主力になる存在”として受け入れる雰囲気ができました。」
■ 他のスタートアップ企業にも伝えたいこと
「スタートアップは常に“早く・良い人材”が欲しい。だけど、国内だけでは限界がある。
一方で、海外人材は“教えるのが大変そう”というイメージが先行しがちです。」
「でも、GICのようなパートナーがいれば、採用から教育までまるっと任せられて、
“スタートアップでも海外人材を育てて主力化できる”と実感しています。」
編集後記:フェーズに合わせて採用戦略も進化する
B社様のように、まずはSES→LABO→フェア出展→採用へと段階的に進めることで、負担を最小限にしながら“海外人材の戦力化”を実現する事例が増えています。
「今は採用する自信がない」
「でも将来的には自社の仲間として迎えたい」
そんなスタートアップ・中小企業様こそ、GICが伴走型でサポートします。
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