皆様、ミンガラバー!
GIC Myanmarで教育部門を担当しております渡辺です。
(注:「ミンガラバー」は、ミャンマー語で「こんにちは」です。1日中いつでも使えます。元々この挨拶言葉はなく、教育目的で作られた言葉と聞いています。)
ミャンマーは、まだ乾季(10月下旬~2月)ではありますが、暑季(3月~5月中旬)に向かう中、少しづつ暑くなってきている気がします。
さて、今回は、ミャンマー生活において、慣れなければならないことについて書きたいと思います。
まずは、停電、瞬電です。弊社ホームページの「ミャンマー最新情報」でも触れていますが、電気供給事情は今年になりさらに悪化しています。地区ごとに輪番で、何時間にも渡り電気の供給が止まります。家庭では、エアコンが使えない、家事ができない等の不便を強いられています。オフィスビルや商業施設では写真のようなジェネレーターが備えられていて、停電時に稼働させています。頻繁に使うために、大気汚染も悪化してます。反対に、アパート等では備えられている場合でも、高騰するガソリン代節約のために使用しないところも多いと聞いています。また、電圧は安定していないため、安定器を設置して電気機器の故障を防ぐことも重要です。(写真は、弊社に備えた電圧安定器です。)瞬電は頻発しますので、インターネット接続が要の弊社のような事業では、最低限でもルーターにUPS(無停電電源供給装置)は必須です。



さて、次は、私の生活に関わる部分です。日々の食事は、自炊をベースにしております。食材は、近くのスーパーで調達します。野菜売り場も、写真のように充実した感じです。しかしながら、葉物を中心に、和食、洋食に使う野菜は非常に限られています。代用材料を考えますが、難しい場合は、メニューを断念せざるを得ません。異国に住むので当然と言えばそれまでですが、こだわりもあるのでちょっと辛いです。
今回は、私生活にも触れましたが、いかがでしたでしょうか。それでは、また。
注)本文記載の内容は筆者個人の見解で、グローバルイノベーションコンサルティング株式会社およびGlobal Innovation Consulting Myanmar Co., Ltd. の見解ではありません。

渡辺 逸夫
ワタナベイツオ
筆者プロフィール
GIC Myanmar Co., Ltd.
マネージャー
1986年日本アイ・ビー・エムに入社。1997年に中国IBMへの出向をきっかけに、その後、約4半世紀にわたり、中国、東南アジア諸国にて、ビジネスコンサル業界、IT業界の複数社での顧客開発を担当。2024年12月にGIC Myanmarに着任。教育部門担当、日本語教師も務める。
当社では、ミャンマーの最新ニュースや政府方針の影響分析に加え、現地ネットワークを駆使した独自の視点で、他では得られないミャンマー市場に関する重要な情報を随時更新しています。市場の動向を把握し、ビジネスに活用できる情報を得るために、ぜひご覧ください。