ミャンマー情報をお伝えしております、小笠原です。
今日は日系企業のミャンマー進出の記事です。
日新電機さんは、2019年にミャンマー現地に設立した日新電機ミャンマー(現地法人、ティラワ経済特区)さんを通じて現地生産体制を整えたそうです。
新型コロナのパンデミックと軍事体制の中、それは大変なことだったと思います。
東南アジアでは、タイ・ベトナムに次ぐ3カ国目の装置部品装置の製造を行う拠点で、タイ・ベトナムに続き日本の溶接技術を引き継ぐ新たな拠点にするそうです。
私もミャンマーで製造系のコンサルティングの中でいろいろなローカルの溶接工場を訪れたことがあります。ダゴンセイカンというエリアに集まっているのですが、機械化などは全くされておらず、職人?(労働者)が上半身裸でサンダル履きの状態で溶接を行っていました。
一見、日本の戦前かと思えるような昔の状況でした。もちろんすべてのローカル工場がそうではありませんが、多くの工場はそのような感じと思います。
そのような状況の中、日系の企業が進出し、日本の技術を展開することは大変素晴らしいことと思います。ミャンマーの経済発展、人材育成には日系企業の進出は不可欠であり、日新電機さん進出の話を聞いて大変うれしく思いご紹介させて頂きました。
日新電機さんのご発展を心より願っております。
ミャンマーのリアルタイムな情報は、このブログで毎週発信させていただきます。
ミャンマー情報
取締役副社長
小笠原 亨
1992年日本アイ・ビー・エム入社。2012年GIC Myanmar株式会社を設立し現在に至る。ミャンマーでの日系企業の海外進出支援やコンサルティング・サービスの提供、オフショア開発、現地ITコンサルティング・サービス等を担当。