皆様、恭喜発財!
GIC Myanmarで教育部門を担当しております渡辺です。
1月29日は、春節でした。ミヤンマーでも、この日は公休日でした。
今回は、ミヤンマーの中の中国について少しだけ触れてみたいと思います。
他民族、多宗教国家のミヤンマーでは、それぞれに関わる新年や特別なお祭りの日などは公休日ですので、春節も以前からの公休日と思っていましたが、2月1日付日経新聞朝刊掲載記事のように、中国との関係を深めてきた政府の中国への配慮で今年から加わったようです。
中国人は全人口の数%ですが、中国文化の影響も受けてきた当地ですから、街中でも小規模ながら、春節のお祝いムードはあります。しかし、街中どこもかしこも春節ムードに盛り上がる、中国や華人、華僑の多い国で長く過ごしてきた筆者としては、ちょっと寂しく感じました。おりしも、近所で獅子舞を見かけましたので、写真を掲載しておきます。また、獅子舞青年団を乗せたトラックも見かけましたので、「出前」獅子舞があちこちで行われた思われます。
さて、以下、非常に断片的ですが、日常生活における中国とのかかわりについてです。家電製品、日用雑貨、食料品など輸入製品を中心に中国製を非常に多く見かけます。次に多いのはタイ製品のような印象です。現在の国情含めたサプライチェーンの関係は大いにあろうと想像しますが、歴史的にも中国との交易が多くあったためと考える次第です。
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写真にあるのは私のアパートの洗濯機ですが、Mideaという中国ブランドです。比較的単純機能ですが、使い勝手は悪くありません。地元の人に聞くとメジャーブランドとのことです。街中のあちこちで販売されている製品をよく見かけます。
もう一つの写真は、食品用のラップです。自炊をするのでよく使うのですが、こちらの使い勝手は良くありません。ロール芯からうまく剥がれない、食品への密着が悪い、とりわけ箱についているカッターは全く切れず、手で割いたほうが早いし、きれいです。昔、北京で使ったものから全く進歩を感じません。AIやハイテク製品などでは、中国のすざましさを感じますが、ローテク分野は別物のようですね。(あくまで個人の見解です。)
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今回のお話はいかがでしたでしょうか。それでは、また。
注)本文記載の内容は筆者個人の見解で、グローバルイノベーションコンサルティング株式会社およびGlobal Innovation Consulting Myanmar Co., Ltd. の見解ではありません。
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渡辺 逸夫
ワタナベイツオ
筆者プロフィール
GIC Myanmar Co., Ltd.
マネージャー
1986年日本アイ・ビー・エムに入社。1997年に中国IBMへの出向をきっかけに、その後、約4半世紀にわたり、中国、東南アジア諸国にて、ビジネスコンサル業界、IT業界の複数社での顧客開発を担当。2024年12月にGIC Myanmarに着任。教育部門担当、日本語教師も務める。
当社では、ミャンマーの最新ニュースや政府方針の影響分析に加え、現地ネットワークを駆使した独自の視点で、他では得られないミャンマー市場に関する重要な情報を随時更新しています。市場の動向を把握し、ビジネスに活用できる情報を得るために、ぜひご覧ください。