~日本人SEとチームを組み、現場で信頼を築く毎日~
はじめに
GICでは、在籍するIT技術者の80〜90%が女性であり、その多くがSES(システムエンジニアリングサービス)として日本のクライアント企業に常駐しています。
実は、70%以上の女性社員が日本人SEと同じプロジェクトチームで現場対応中です。
この記事では、GICの女性エンジニアの中でも**SESとして現場で信頼を勝ち取っている「メイさん(仮名)」**の1日に密着し、
実際の仕事の様子・現場でのコミュニケーション・文化ギャップの乗り越え方をご紹介します。
プロフィール:メイさん(28歳)
- 出身:ミャンマー・ヤンゴン
- 日本歴:5年目(GIC入社4年目)
- 常駐先:都内大手金融系SIerプロジェクトチーム(Java+Spring)
- チーム構成:日本人SE5名+GICメンバー2名(うち1名がメイさん)
- 日本語レベル:JLPT N2(技術説明・議事録も対応可)
メイさんの1日(SES編)
8:30 現場オフィスに出社
東京駅近くのクライアントオフィスに出社。
セキュリティチェックを通って、担当フロアへ。
「おはようございます」と日本人SEの方々と挨拶を交わし、自然な雰囲気で業務スタート。
【ポイント】クライアント現場でも日本語でのあいさつ・表情・間合いを大切にするのがメイさん流。
9:00〜10:00 朝会+タスク整理
毎朝チームで進捗確認のスタンドアップミーティング。
昨日の成果・今日のタスク・懸念点を簡潔に日本語で報告。
日本人リーダーからも「報告が的確で分かりやすい」と高評価。
10:00〜12:00 要件レビュー&設計資料チェック
Javaで開発する新機能に関する仕様確認。
設計書を読み、曖昧な日本語表現をその場で質問・確認する姿勢が信頼につながっている。
💬「以前は“わかっていないのに黙ってしまう”ことがありました。でも今は、“わからないことを聞く方がプロフェッショナル”と考えるようにしています。」
12:00〜13:00 ランチ休憩(チームメンバーと外食)
SES先の同僚2人と近くの和食店でランチ。
プロジェクトの雑談や週末の話題で盛り上がる。
徐々にプライベートな話もできるようになり、自然なチーム関係が築かれている様子。
13:00〜16:30 開発作業&社内レビュー
Spring BootでのAPI開発作業。
開発後はGitHubにプルリクエスト→社内レビュー→修正対応。
他メンバーのコードも積極的に読んで、レビューコメントを残すことも。
16:30〜17:30 設計レビュー会議に参加
チームの設計担当メンバーとのレビュー会議に出席。
Zoom越しでも積極的に質問・意見を述べる姿勢が、現場の信頼につながっている。
18:00 退勤・日本語勉強会の資料作成
クライアント先から退勤。
帰宅後、週末に行われるGIC社内の「日本語で技術を話す勉強会」に向けて、自分の開発内容を整理。
技術力だけでなく、“伝える力”の強化にも取り組んでいる。
SES現場で活躍するGIC女性技術者の強み
項目 | 特徴 |
日本語での現場対応力 | 会議・設計レビュー・Slackやメールでのやり取りも対応可 |
コミュニケーション力 | 日本人SEと信頼関係を構築し、継続案件化多数 |
真面目で柔軟な姿勢 | 時間・マナー・品質を守るプロ意識が高い |
自律性と成長意欲 | 自主的に勉強会・資格取得にも積極的に参加 |
GICの支援体制(SES支援)
- SES常駐前:現場マナー・報連相トレーニング
- 現場配属中:専属サポート担当が月次フォロー+問題発生時の介入
- スキル面:社内研修・ペアレビュー・外部講師セミナー
- 日本語面:継続学習支援+勉強会開催+会話練習
「外国人×女性」だからこその可能性を
GICでは、外国人女性だからこそ発揮できる**“きめ細やかな対応力” “多文化の橋渡し力”**を評価し、育成しています。
SES現場においても、日本人SEから高い評価と継続希望を得るエンジニアが多数在籍しています。
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