こんにちは。GIC Myanmarで教育部門を担当しております渡辺です。
これまでは、その時々に思いついた話題について書いてきましたが、ここで話題の取り上げ方を変えてみたいと思います。題して「ヤンゴンでの50音」。50音の順番に毎回3音づつ取り上げて、その音で始まる言葉を話題として書いてゆきます。今回は、「あ」、「い」、「う」です。さて、始まり、始まり。
あ:「朝」
ミヤンマー人の朝は早いです。早朝から活動している人を多く見かけます。ちなみに、弊社の就業時間は、午前7時45分~午後4時30分です。現在の国状を鑑み帰宅時間が早くなるようにしています。通勤はバスで1時間ほどかかる社員が多いので出社は大変なようです。日本のお客様のプロジェクトに従事する社員は、2時間半の時差を利用して就業時間をうまく同期させることができます。私も午前7時半には出社しています。元々、朝型なので気になりません。アパートを出る時には、近所の道端の市で朝食や朝食の食材を買った帰りの人々とすれ違います。

い:「犬」

以前も書きましたが、路上に野犬が多いです。野犬に餌を与える人も多いです。いつも居場所は同じで、ビルの入り口などに番犬のように座っているのもいます。首輪もつけてもらい飼犬のような顔をして、定位置で毎日餌をもらう犬も良く見かけます。最近は、犬をペットとして飼う人も多いようです。野犬をペットにするのではなく、ペットショップから買ったと犬です。すべてではないですが、餌の与えすぎで太りすぎの犬も多く見かけます。また、散歩させている飼い主は、排泄物の始末はしません。遠い昔の日本の光景のようですね。
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う:自動車の「運転」
歩行者優先というルールは存在しません。歩行者は車に注意して歩くべしという指導が出たりします。歩道のない道路では特に注意が必要です。運転技術そのものは評価しませんが、多くの人の運転マナーはよくありません。歩行者を蹴散らしたり、かすめるように走っていきます。前方に人や車がいたら、まず「ホーンキング(クラクション)」、次に「ハンドル操作」、最後にやっと「ブレーキ」です。事故の多いのも納得できます。バスはもっと狂暴です。爆走します。衝突や急ブレーキなどで、乗客も大けがをしないまでも、社内で転んだりして打撲を受けることなど多いそうです。弊社社員も通勤中に被害にあったものもおり、トラウマになった話を聞いたことがあります。しかしながら、他に通勤手段がないので困りものですね。ミヤンマー人は親しみやすく親切なので暮らしやすいのですが、自動車には気を付けて暮らすしかなさそうです。

注)本文記載の内容は筆者個人の見解で、グローバルイノベーションコンサルティング株式会社およびGlobal Innovation Consulting Myanmar Co., Ltd. の見解ではありません。

渡辺 逸夫
ワタナベイツオ
筆者プロフィール
GIC Myanmar Co., Ltd.
マネージャー
1986年日本アイ・ビー・エムに入社。1997年に中国IBMへの出向をきっかけに、その後、約4半世紀にわたり、中国、東南アジア諸国にて、ビジネスコンサル業界、IT業界の複数社での顧客開発を担当。2024年12月にGIC Myanmarに着任。教育部門担当、日本語教師も務める。
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