GIC Myanmarで教育部門を担当しております渡辺です。7月下旬に差し掛かりました。日本では、そろそろ梅雨明けのようですが、当地の雨期は続いております。歳時記には、7月行事として七夕まつりがあります。今回は、弊校でも定例行事としております「七夕まつり」にも触れたいと思います。「ヤンゴンでの50音」は第9回となりました。毎回50音の順番に3音ずつ取り上げて、その音で始まる言葉を話題として書いてきております。そして、今回は「の」、「は」、「ひ」です。
の:「ノート」

ミャンマーで使われているノートのサイズが気になりました。私自身、仕事で手書きをする際は、タブレットの手書きアプリ、あるいは、イェロー・リーガル・パッド(レター・サイズ)を愛用しています。また、語学勉強には、過去より長年、A4サイズのノートを使っています。ミャンマーでは、A4サイズのノートはありません。B5サイズに近いサイズのノートなのです。大きさを比べるため、社員のノートを借りて私のA4サイズのノートに重ねてみました。(写真)当地でのノートは基本このサイズのようです。英国統治時代の名残などあるのかと、理由をAIで調べてみました。確かに統治の影響もあるようですが、他にもいろいろ考えられるようです。英国の紙寸法はB5規格のサイズに近いようで、その印刷文化の影響は確かにあるようです。それ以外には、ミャンマーの学校教育で長く使われてきたサイズであり、印刷設備もそのサイズ向けになっている。また、輸入品も、主にタイ、中国、インドから入るので、これらの国で主流のものが使われてきたこともあるようです。このような現象は、実は世界でも珍しくないようです。コピー用紙はA4サイズが主流、ノートは独自サイズという国が多くあるようです。
は:「働く」
ミャンマーの人々は、概して勤勉という印象を受けます。弊社の社員たちも、システム・エンジニアという職種の特性もあると思いますが、仕事に集中して取り組んでいる姿が見受けられます。終日、パソコンの画面を見つめて作業をしております。私自身は、かつては営業職、現在は教師という立場で、人と話をするのが中心ですから、一日中、パソコンの画面を見続けると、ちょっと飽きてしまいます。また、外に目を向けると、飲食店で働く人々も印象的です。ミャンマー文化のひとつに、ティーショップ(麺類、ご飯もの、点心などもある喫茶店)があります。イラストは、実写写真をAIでイラスト化したものです。早朝からにぎわうのですが、ウェイター、ウェイトレスがてきぱきと働いています。笑顔を絶やさず、人懐こいので、とても居心地が良いです。これを見ると、日本の特定技能・外食で働くミャンマー人が多いことにもうなずけます。

ひ:「彦星(ひこぼし)」

「七夕まつり」の話を書きたかったので、強引ながら「彦星」を「ひ」のテーマとしました。ミャンマーで行う「七夕まつり」ということでご容赦ください。昨年は、ヤンゴンのオフィスのみでしたが、本年は、マンダレーのオフィスも同時開催しました。本年は、昨年のような本物の笹が調達できませんでしたが、日本から調達した人工笹を使いました。良くできていて繰り返し使えるので、今後はこちらを続けることになります。ミャンマーは雨期ですから、七夕当日に天の川が見えることはまずありません。社員や学生は童心に帰り、折り紙や切り紙で笹飾りを作ったり、短冊に願い事を書いたりして、楽しんでいました。願い事は、家族の幸せ、自分の将来、世界の平和、日本語学校らしくJLPT合格など、さまざまでそれぞれの思いを書きました。これらの短冊は、昨年同様、筆者の友人が氏子を務める名古屋の七夕神社へ送られて奉納される段取りになっております。
読者皆様の日頃の願いも叶うことを願って、今回は筆を置きます。
注)本文記載の内容は筆者個人の見解で、グローバルイノベーションコンサルティング株式会社およびGlobal Innovation Consulting Myanmar Co., Ltd. の見解ではありません。

渡辺 逸夫
ワタナベイツオ
筆者プロフィール
GIC Myanmar Co., Ltd.
マネージャー
1986年日本アイ・ビー・エムに入社。1997年に中国IBMへの出向をきっかけに、その後、約4半世紀にわたり、中国、東南アジア諸国にて、ビジネスコンサル業界、IT業界の複数社での顧客開発を担当。2024年12月にGIC Myanmarに着任。教育部門担当、日本語教師も務める。

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