グローバルイノベーションコンサルティング株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役:岩永 智之)」は、一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)が実施する寄附講座開設事業(*)に採択され、ミャンマー情報技術大学などの技術系4大学に対して、FE試験対策講座やRPAなどの業界標準とされる技術講座の提供を開始しました。

*本事業は、経済産業省による政府開発援助(ODA)補助金交付を受けて、AOTSが令和5年度「技術協⼒活⽤型・新興国市場開拓事業(研修・専門家派遣・寄附講座開設事業)」の実施者として日本・日系企業からの申し込みを受け、運営管理を行うものです。

公式ウェブサイト:https://www.aots.jp/hrd/technology-transfer/endowed-program/

ミャンマーでは政府の事情により多くの学生が大学を休校しています。この状況下で、卒業見込みのIT系大学生(注1)に向けて寄附講座を開催することは、学生たちに学びの機会を提供し、将来のキャリアに対する重要な支援手段となります。寄附講座では、卒業見込みの学生たちにFE試験の準備の機会を提供し、同時に業界標準であるRPAの実践的な技術講座も提供します。

FE試験(基本情報技術者試験)は、IT業界における重要な認定資格であり、卒業生たちにとって将来の就職やキャリアの基盤となります。来日を希望する学生にとっても、在留資格認定証明申請に大きく影響があるため、学生たちのキャリアアップを支援していきます。

また、グローバルイノベーションコンサルティング株式会社のミャンマー現地法人であるGIC Myanmarでは、主にローコード開発やAWS、RPAを活用した開発プロジェクトで開発エンジニアとしてDX化開発業務を行うエンジニアを積極的に採用する方針です。しかしながら、現地ミャンマーの大学ではJavaやHTML技術について基礎は教えるものの、実務に基づいた技術を実践的に学べる機会が少なく、十分な教育の場がないのが現状です。

本講座では、来日在留資格の重要な要件であるFE試験(基本情報技術者試験)の合格を目指した養成講座を受講してもらうと同時に、学生に採用後の実務で必要となるRPA技術の概念や開発手法についての指導を行い、即戦力となる人材育成を行います。


(注1)寄附講座対象大学
・情報技術大学(University of Information Technology – UIT)
・ヤダナーポンサイバーシティ技術大学(University of Technology, Yadanabon Cyber City)
・ヤンゴンコンピューター大学(University of Computer Studies,Yangon (UCSY))
・ミャンマー情報技術大学(Myanmar Institute of Information Technology, MIIT)

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