あなたの動向、入管は把握しています
サワッディーチャオ。行政書士のSomです。
本日、依頼者の在留期間更新許可申請を、オンラインで手続きしていた時の話です。
入力自体にミスはありません。 何度確認しても、在留カード番号の入力欄だけがエラーになります。
念のため、法務省の「在留カード等番号失効情報照会」にかけてみました。
https://lapse-immi.moj.go.jp/html/top.html
結果は「失効していません」。
住所変更もなし。 入国したばかり、でもない。 引っ越し直後、でもない。
通常、エラーの原因になりそうな心当たりが、ひとつもないのです。
PCやサイト側の不具合も疑いました。 ログアウトしてログインし直したり、PCを再起動したり。
それでも、状況は変わりません。
オンラインヘルプデスクに相談すると、こう言われました。
「入管側のデータが間違っている可能性がある。きちんと対応可能な部署に相談した方がいい」
窓口に行っても、同じ説明を繰り返されるだけだろう。 そう判断し、総務課に電話をかけ、適当な部署につないでもらうことにしました。
30分強、丁寧に対応いただきました。
結論は、在留カードを一度「再発行」してから、あらためて更新の手続きに入る、というもの。 担当部署にも、その場で連絡を入れてもらえました。
来週中頃、出頭する日程まで調整できました。
依頼者の配偶者に、このいきさつを説明しました。
「そういうことなので、日曜日に写真、パスポート、在留カード現物を事務所に持参してください。各種書類に署名をもらいます。ついでなので、在留カードの漢字併記もやっておきましょうか……」
そう話していたところ、こう聞かれました。
「本人が事務所で先生に会わないとダメですか?」
「はい。ご本人に署名をいただく欄が数箇所ありますし、在留カードは配偶者の方でもお預かりできません。本人に持参してもらいたいです。」
「先生には言ってなかったけれど……本人、出国中です」
「は?」
「おととい書類を郵送してもらう際に、本人が出国中の場合、オンライン申請できませんよ。日本にいますね?と聞きましたよね?」
「・・・」
「さっきも、配偶者は日本にいますね?と確認しましたよね?」
「・・・」
言わなきゃばれないと思ったのか、私にはばれてないけれど、入管のデータベースにはばれていました!
てっきり入管のデータに不具合がある路線で対応するつもりでしたが、なんと本人不在のため入力にストップがかかったのでした。
あなたの動向、入管は把握しています。 依頼人の皆さん、嘘つかないで・・・。
そして、親切に対応くださった、東京入管総務課のAさんと、審査管理部門の引き継ぎを受けた方に、明日即お詫びと顛末報告の電話を入れなければ!
本日の写真は、オンライン申請のエラー画面と、在留カード失効情報照会画面。
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登壇者プロフィール

グローバルイノベーションコンサルティング株式会社
Talent & Recruitment Solution 事業部
1994年 東京入国管理局成田空港支局と霞が関で勤務。
2002年 渡タイ。ツアー会社と法律事務所を設立。
外国人労働者の正規の在留資格の取得及び更新手続き等(警察、病院、裁判所等との調整業務を含む)
撮影コーディネート・ロケハンのサポート業務。日本の在留資格取得を希望するタイ人向けコンサル。
2022年 帰国、都内行政書士法人に勤務。
2025年 3月に独立し、GICイミグレーションサービス行政書士事務所を設立。
山地 幸
やまじ みゆき