「英語ができる」だけでは足りない?
近年、日系企業のグローバル展開が加速するなかで、IT部門にも**“英語での運用対応”**が求められるようになっています。
しかし、実際の現場ではこんな悩みが聞かれます。
- 英語が話せてもIT用語に弱く、技術的な説明が難しい
- 海外拠点の担当者とスムーズに意思疎通ができない
- Microsoftのサポートとのやり取りで意図が伝わらず解決が遅れる
- 社内に英語×IT運用の両方ができる人材がいない
結論から言えば、「英語が話せる」だけでは、グローバルIT運用の現場では通用しないのです。

英語対応IT運用チームの“あるべき姿”
GICでは、日系大手グローバル企業様向けに、英語・日本語両対応のMicrosoft 365運用支援チームを構築・提供しています。
私たちが考える“英語対応可能な運用チーム”の条件は、次の5つです。
① 英語と日本語、両方でのコミュニケーション能力
- Chat / Teams / メールでの対応を即座に切り替え可能
- 日系本社・海外拠点のどちらとも正確に伝え合えることが前提
② IT運用知識(Microsoft 365)に精通していること
- O365の管理センター操作や各種ログ確認、アカウント制御など
- 英語でITを語れる実務スキルが必須
③ カルチャーギャップに対する理解
- 「依頼の背景が曖昧でも、求められていることを読み取る」
- 各国拠点ごとの習慣や対応スピードの違いにも柔軟に対応
④ ドキュメント・ナレッジ整備の意識
- 日英両方でナレッジを蓄積・展開
- 単なる対応ではなく再利用可能な対応履歴の整備
⑤ エスカレーションルールの構築
- Microsoftサポートへの問い合わせ、ログ取得、切り分けのプロセスを確立
- 「誰が・どこまで・いつまでに」対応すべきかを明確化

GICのバイリンガル運用体制:現場で鍛えられた“二刀流”エンジニア
GICでは、O365の運用支援チームにおいて、英語力と技術力の両立を重視して人材を育成・配置しています。
英語力
- TOEIC800点以上、または実務での英語対応経験者
- 海外とのやり取りで“通訳不要”の対応が可能
ITスキル
- Microsoft 365 管理者経験者多数
- Intune、Exchange Online、Teams、SharePoint など多岐に対応
対応実績
- 北米、アジア、ヨーロッパの拠点からのリクエスト対応
- Microsoft社との英語でのテクニカルサポート対応も実施

海外拠点の“信頼”を得られるチームになるために
海外拠点の従業員がITにトラブルを感じたとき、すぐに対応してくれるサポートが**「現地の言葉で、正しく理解し、スピード感を持って対応してくれる」**ことが何より重要です。
GICのバイリンガルチームは、単なるオペレータではなく、**“現地と本社の橋渡し役”**として、お客様のIT部門と一体となって運用体制を築いています。

まとめ:グローバル時代のIT運用に必要な“翻訳力×解決力”
真に意味のある「英語対応IT運用」とは、
単に翻訳するのではなく、**技術と文化のギャップを埋めて“現場で解決する力”**です。
英語×ITスキルの両方を備えたGICのバイリンガルチームは、
御社のグローバル運用を“止めない・迷わせない”支援体制でサポートします。