GIC Myanmarで教育部門を担当しております渡辺です。
年齢のせいでしょうか、年々、時間がたつのが速く感じられます。2026年も既に1ヵ月過ぎてしまいました。
「もう」なのか、「やっと」なのか「ヤンゴンでの50音」は第5回目です。毎回50音の順番に3音づつ取り上げて、その音で始まる言葉を話題として書いてきております。今回は、「す」、「せ」、「そ」です。
す:「スーパーマーケット」

ヤンゴン庶民の日常の食材、雑貨の買い物は、ミャンマー語で「ゼー」と呼ばれる市場に行くようです。建物の中に小店が集まっていたり、道沿いにつらなったパラソルの下だったり、道端に箱や籠をおいてその場に座って物を売っていたりします。値段の相場を知らなかったり、ミャンマー語が話せなければ、買い物のハードルは高いと思われます。そこで、私にとっての強い味方は、近代的なスーパーマーケットです。食品から生活雑貨、衣類まで、定価表示の棚から自分で取って、レジで精算します。英語も比較的よく通じ、店員も親切に対応してくれます。レジでは、キャッシャーによるバーコード読み取り、合計金額の支払いという流れです。現金払いが多いですが、スーパーと提携している銀行に口座があれば、モバイルやカードでの支払いも可能です。基本、便利なスーパーマーケットですが、物流の課題で欠品も多く、日配品の概念は無いようで鮮度の課題も感じます。見かけは近代的ですが、オペレーションはもう一歩といった感じでしょうか。
せ:「先生」

私も日本語教師をしておりますが、ミャンマーにおいては、「先生」は一目おかれる存在のようです。先生はミャンマー語では、「サヤ」(男性の先生)、「サヤマ」(女性の先生)ですが、私との雑談、業務会話、授業での会話の中でも、「先生、~です。」、「はい、先生。」、「~です。先生。」というように、呼びかけ含めて、ほぼ常に「先生」が挟みこまれます。礼儀正しさを学ぶ教育の中では喜ばしいのですが、普段はもう少し気楽に話をしてほしいものです。質問や相談などしに気軽に来てしてほしいので、私のいる教員室のドアは常に開けたままにしておりますが、遠慮の気持ちが強いのか、あまり訪ねてきてくれません。私自身は尊敬の念をもって「先生」と呼ばれることに恥じないように、常に身を引き締め、背筋を正しております。
そ:「掃除」

ミャンマーの方々は、概してきれい好きという印象を受けております。商業施設でも、店員や専業掃除スタッフなど、掃除をしている光景も良く見かけます。社内でも12月の年末や、4月の水祭り長期休日の前には、社員によるオフィスの大掃除もします。もっともこれらは、日本文化の教育的要素もあります。
掃除道具もスーパーマーケットや専門店に豊富に売られています。屋内はタイルの床が多いので、モップは必需品です。ほうきも大活躍です。電気掃除機は見かけません。屋外では、落ち葉も多いので、竹ぼうきが活躍しています。道路わきには側溝がありますが、場所によってはごみのポイ捨てが多かったり、舗装されてないところでは土埃も多いため、時々、「どぶさらい(溝さらい)」も行われます。
側溝のふたがとられ、わきにごみや泥が積まれています。日本でも昭和前期に見られたような景色ですね。
今回は、ここまでです。次回もお楽しみにしていてください。
注)本文記載の内容は筆者個人の見解で、グローバルイノベーションコンサルティング株式会社およびGlobal Innovation Consulting Myanmar Co., Ltd. の見解ではありません。

渡辺 逸夫
ワタナベイツオ
筆者プロフィール
GIC Myanmar Co., Ltd.
マネージャー
1986年日本アイ・ビー・エムに入社。1997年に中国IBMへの出向をきっかけに、その後、約4半世紀にわたり、中国、東南アジア諸国にて、ビジネスコンサル業界、IT業界の複数社での顧客開発を担当。2024年12月にGIC Myanmarに着任。教育部門担当、日本語教師も務める。
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当社では、ミャンマーの最新ニュースや政府方針の影響分析に加え、現地ネットワークを駆使した独自の視点で、他では得られないミャンマー市場に関する重要な情報を随時更新しています。市場の動向を把握し、ビジネスに活用できる情報を得るために、ぜひご覧ください。詳しくはこちら
GIC Myanmarで教育部門を担当しております渡辺です。
年齢のせいでしょうか、年々、時間がたつのが速く感じられます。2026年も既に1ヵ月過ぎてしまいました。
「もう」なのか、「やっと」なのか「ヤンゴンでの50音」は第5回目です。毎回50音の順番に3音づつ取り上げて、その音で始まる言葉を話題として書いてきております。今回は、「す」、「せ」、「そ」です。
す:「スーパーマーケット」

ヤンゴン庶民の日常の食材、雑貨の買い物は、ミャンマー語で「ゼー」と呼ばれる市場に行くようです。建物の中に小店が集まっていたり、道沿いにつらなったパラソルの下だったり、道端に箱や籠をおいてその場に座って物を売っていたりします。値段の相場を知らなかったり、ミャンマー語が話せなければ、買い物のハードルは高いと思われます。そこで、私にとっての強い味方は、近代的なスーパーマーケットです。食品から生活雑貨、衣類まで、定価表示の棚から自分で取って、レジで精算します。英語も比較的よく通じ、店員も親切に対応してくれます。レジでは、キャッシャーによるバーコード読み取り、合計金額の支払いという流れです。現金払いが多いですが、スーパーと提携している銀行に口座があれば、モバイルやカードでの支払いも可能です。基本、便利なスーパーマーケットですが、物流の課題で欠品も多く、日配品の概念は無いようで鮮度の課題も感じます。見かけは近代的ですが、オペレーションはもう一歩といった感じでしょうか。
せ:「先生」

私も日本語教師をしておりますが、ミャンマーにおいては、「先生」は一目おかれる存在のようです。先生はミャンマー語では、「サヤ」(男性の先生)、「サヤマ」(女性の先生)ですが、私との雑談、業務会話、授業での会話の中でも、「先生、~です。」、「はい、先生。」、「~です。先生。」というように、呼びかけ含めて、ほぼ常に「先生」が挟みこまれます。礼儀正しさを学ぶ教育の中では喜ばしいのですが、普段はもう少し気楽に話をしてほしいものです。質問や相談などしに気軽に来てしてほしいので、私のいる教員室のドアは常に開けたままにしておりますが、遠慮の気持ちが強いのか、あまり訪ねてきてくれません。私自身は尊敬の念をもって「先生」と呼ばれることに恥じないように、常に身を引き締め、背筋を正しております。
そ:「掃除」

ミャンマーの方々は、概してきれい好きという印象を受けております。商業施設でも、店員や専業掃除スタッフなど、掃除をしている光景も良く見かけます。社内でも12月の年末や、4月の水祭り長期休日の前には、社員によるオフィスの大掃除もします。もっともこれらは、日本文化の教育的要素もあります。
掃除道具もスーパーマーケットや専門店に豊富に売られています。屋内はタイルの床が多いので、モップは必需品です。ほうきも大活躍です。電気掃除機は見かけません。屋外では、落ち葉も多いので、竹ぼうきが活躍しています。道路わきには側溝がありますが、場所によってはごみのポイ捨てが多かったり、舗装されてないところでは土埃も多いため、時々、「どぶさらい(溝さらい)」も行われます。
側溝のふたがとられ、わきにごみや泥が積まれています。日本でも昭和前期に見られたような景色ですね。
今回は、ここまでです。次回もお楽しみにしていてください。
注)本文記載の内容は筆者個人の見解で、グローバルイノベーションコンサルティング株式会社およびGlobal Innovation Consulting Myanmar Co., Ltd. の見解ではありません。

渡辺 逸夫
ワタナベイツオ
筆者プロフィール
GIC Myanmar Co., Ltd.
マネージャー
1986年日本アイ・ビー・エムに入社。1997年に中国IBMへの出向をきっかけに、その後、約4半世紀にわたり、中国、東南アジア諸国にて、ビジネスコンサル業界、IT業界の複数社での顧客開発を担当。2024年12月にGIC Myanmarに着任。教育部門担当、日本語教師も務める。
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