IBM i(AS/400)からオープン系Java on Azureへのコンバージョン(移行)ソリューション事例

IBM i(旧AS/400)でRPGを使用して構築された基幹システムに対し、機能拡張や保守性の向上、オープン系への移行を求める声が増加しています。
GICでは、RPG on IBM iからオープン系Java on Azureへのコンバージョン(移行)サービスを提供しており、以下のアプローチを通じて移行を実現しています。

PLANET/COMETi解析ツールを用いた既存レガシーシステムの分析・解析

RPGやCLで構築されたシステム(主にバッチ処理)のプログラム構造やデータ構造を詳細に分析します。

コンバージョン対象の可視化

分析結果に基づき、移行対象となるシステムをJavaなどのオープン系技術に置き換えるため、以下のように分類します。

  • Type1 (10%):PoC(概念実証)の対象として選定
  • Type2 (80%):プログラム構造の可視化が可能な部分
  • Type3 (10%):可視化が難しい部分
Type1のPoCによるJava on Azureへのコンバージョン
  

Type1に分類された10%のプログラムをPoCとしてJava on Azureに移行し、技術的実現可能性を評価・確認します。

Type2へのコンバージョン拡大

PoCでの評価を元に、Type2の部分にも移行対象を広げ、段階的にJava on Azureへのコンバージョンを実施します。

PoCを通じた技術的な検証と段階的な移行プロセスにより、計画的かつ確実なシステムのコンバージョンを実現することが可能です。詳しくはお気軽にお問い合わせください。