GIC Myanmarで教育部門を担当しております渡辺です。
前回の掲載から随分と間が空いてしまいました。諸般の事情により、投稿のペースダウンが生じまして申し訳ございません。
さて、「ヤンゴンでの50音」は第6回目です。毎回50音の順番に3音づつ取り上げて、その音で始まる言葉を話題として書いてきております。今回は、「た」、「ち」、「つ」です。
た:「タナカ」

ミャンマーに来られたり、街の風景をテレビ等でご覧になられた方には、特に女性や子供が顔に淡黄色のペーストを塗っているのに気が付かれた方がいらっしゃるのでないのでしょうか。「タナカ」と呼ばれるミャンマーの伝統化粧です。タナカは、タナカの木(ミカン科の樹木)の樹皮を水と一緒にすり潰してペースト状にしたものです。美容だけでなく、日焼け止め、皮膚保護の役割をします。美しさ・清潔さ・上品さの象徴であり、民族的アイデンティティの表現と言われております。イラストのように美しい模様を描くのが正式のようですが、適当な感じでぺったりと塗ったような様子の人も見かけます。朝の登校時間に母子が連れ立った姿を見るとミャンマーにいることを実感します。
ち:「チキン」
鶏です。ミャンマーの方々も、鶏をよく食べます。麺料理やカレーを始めとして、様々な料理の具材に使われます。中国、東南アジアを渡り歩いてきた筆者としては、鶏料理ではとりわけ「海南鶏飯(ハイナン・ジーファン)/Hainanese Chicken Rice」に、中国大陸南方から東南アジアへと移住してきた中国人の歴史を感じます。日本人の方々には、チキンライスというとケチャップ味の鶏肉チャーハンが入ったオムレツと思われる方もいらっしゃると思いますが、ここでは、茹でた鶏にその茹で汁と油で炊いたご飯を添えたものになります。発祥は南方中国かと思いますが東南アジアにも伝承されたようです。筆者もシンガポール、マレーシア、タイなどでも食べてきました。写真のものは、当地のシンガポール資本レストランの物ですが、茹で鶏以外に、揚げたもの、スパイスでマリネして焼いたものの3色セットとなっており盛り付けもハイカラな感じとなってます。一般的には、ご飯に蒸し鶏がぶつ切りの状態で盛り合わせられています。

つ:「机(つくえ)」

ミャンマーでは、階級制度、身分制度といったようなものは無いと思いますが、地位に関わっての待遇差などを感じる時があります。身近なところでは、オフィスの執務場所です。すべての会社に当てはまるかどうかわかりませんが、役席者には個室が与えられたりします。また、一般社員と同室でも、机に差があります。日本でも同様な感じかとも思いますが、弊社オフィスでは、一般社員は会議テーブルを6名~8名共用、マネージャーは専用の個別机です。写真の机は、筆者の執務机です。当地では「マネージャー・デスク」と呼ばれています。名前もさることながら、木製でいかめしい感じがします。筆者は、長期にわたりフリーアドレス、モバイルで生活してきましたので、着任当初は戸惑っておりました。
注)本文記載の内容は筆者個人の見解で、グローバルイノベーションコンサルティング株式会社およびGlobal Innovation Consulting Myanmar Co., Ltd. の見解ではありません。

渡辺 逸夫
ワタナベイツオ
筆者プロフィール
GIC Myanmar Co., Ltd.
マネージャー
1986年日本アイ・ビー・エムに入社。1997年に中国IBMへの出向をきっかけに、その後、約4半世紀にわたり、中国、東南アジア諸国にて、ビジネスコンサル業界、IT業界の複数社での顧客開発を担当。2024年12月にGIC Myanmarに着任。教育部門担当、日本語教師も務める。

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