■ はじめに
弊社が開発した AI自動試験生成・オンライン受験システム が、2025年9月にミャンマーで開催された「IT就職フェア」にて、400名の応募者を対象とした実証実験として導入されました。
その結果、試験運営の効率化と応募者の利便性を両立し、採用試験におけるDXの有効性を示す大きな成果を得ることができました。
■ 実証実験の背景
ITエンジニア採用においては、応募者数の増加に伴い、
- 公平で質の高い試験問題の準備
- 大規模な受験者管理
- スピーディな結果集計
といった課題が存在していました。
そこで弊社は、AI(Open AI ChatGPT, AWS Bedrock)を活用して入社試験問題を自動生成し、オンラインで受験から採点まで完結する新システムを開発。ミャンマー就職フェアを舞台に、その実効性を検証しました。
実施内容
- 対象:就職フェア申込者400名
- 試験形式:IT基礎・論理思考・プログラミング基礎(択一+記述)
- 方式:応募者は配布された受験URLにアクセスし、PCまたはスマートフォンからオンライン受験
- システム機能:
- AIによる自動問題生成
- リアルタイム・バッチ採点
- 自動レポート出力
■ 成果
今回の実証実験では、以下の成果が確認されました。
- 大規模受験対応
400名が同時期に受験し、運営側の負担を大幅に軽減。 - 効率化
問題作成工数を約90%削減、採点・集計も自動化。 - 公平性・透明性
出題はAIが自動生成するため、一定の基準で公平な評価が可能。 - 応募者の利便性向上
自宅や会場からスマートフォンで受験可能。
これにより、採用試験の品質と効率性を両立できることが実証されました。
■ 今後の展開
今回のミャンマーでの成功を踏まえ、弊社は以下を推進していきます。
- 国内外の企業採用試験への展開
- 教育機関向け模擬試験サービス提供
- OEMカスタマイズ提供による各社専用プラットフォームの構築
「SaaS版として手軽に導入」から「OEM導入による独自ブランド化」まで、柔軟な提供形態で採用・教育のDXを支援します。
■ まとめ
今回のミャンマー就職フェアにおける実証実験は、AI試験システムが実運用に耐えうることを確認できた大きな一歩となりました。弊社は今後も、グローバルな人材採用・教育の現場で活用できるソリューションを提供し続けてまいります。
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