旗日のバス
サワッディーチャオ。行政書士のSomです。
先週月曜、7月20日は海の日で祝日。信号待ちで隣に停まった都営バスの前面に、小さな日章旗が掲げられていました。
旗日とは
祝日に国旗を掲げる、その日のことを「旗日」と呼びます。
法律で義務づけられているわけではありません。国旗国歌法は国旗のデザインを定めているだけで、掲げること自体は慣習です。官公庁や一部の企業、公共交通機関などが、慣例として祝日に国旗を掲げている、というのが実情です。
だから、都営バスに旗が立っていても、何も不思議ではありません。ただ、それを「見かけること」自体が、今は珍しくなりました。
子どもの頃、実家の玄関にも国旗を立てるための穴〜ポールを差し込む金具のようなもの〜がありました。
祝日になると、父が国旗を出してきて、そこに立てていました。
いつからだったか、あれを見なくなりました。
中学生ぐらいだったと思います。父が出さなくなったのか、私が気にしなくなっただけなのか、正直はっきりしません。ただある時期を境に、家の前に旗が立つ光景が、生活から消えました。
タイに20年住んでいると、国旗はもっと生活に近いものでした。
役所やオフィスビルの前、学校、個人商店の軒先、土産物屋のシールにも、当たり前のように国旗があります。国王の写真と並べて飾る家も多くあります。
日本に戻ってきて、むしろ国旗を見かける機会の少なさに驚いた側でした。
行政書士として帰化申請や永住申請に携わっていると、「国籍」や「国」という概念について考える場面がよくあります。
バスの旗を見て、旗日の意味を調べ、子どもの頃の記憶を辿る。そんな数分でしたが、案外、自分の仕事の根っこに近い話なのかもしれないと思いました。
本日の写真は、その都営バス。信号待ちの一瞬に撮った一枚です。

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                    登壇者プロフィール 

山地 幸

 

 

                              山地 幸
                         やまじ みゆき

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